TECTA、HEXEN HAUS。

date. 2020/09/01

 

皆さま、こんにちは。

 

本日は、ドイツの家具メーカーTECTA社の家具についてご紹介致します。

 

京都店では9/5(土)-10/4(日)の間、

通常の展示より多くのTECTA社の家具をご覧頂けます。

 

TECTA社を紹介する上で欠かせないのは、BAUHAUS(バウハウス)の存在。

このブログをご覧の皆様にはご存知の方も多いかもしれません。

バウハウスとは1919年に開校し、1933年に閉校されるまでわずか14年間の期間ながら、

建築・デザイン界に影響を及ぼしている総合芸術教育機関です。

 

TECTA社は1972年の創立以来、

バウハウスのオリジナル家具とその思想を現代の解釈でデザインした家具を作り続けています。

TECTAはバウハウスのデザイン哲学を現代へと継承しつづけているブランドです。

 

創業者であるアクセル・ブロッホイザー氏の自宅、

HEXEN HAUS(ヘクソン・ハウス)。

その変わった佇まいから魔女の家と呼ばれています。

 

その自宅で実際に使用している商品を京都店でご覧いただけます。

それでは展示商品をご紹介させて頂きます。

 

 

 


 

TECTAと聞いてこのテーブルを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。

TECTAを代表する名作テーブル、M21。

 

ブロッホイザー氏が自宅で実際に使用している仕様と同じモデル、

アッシュ材を白く塗装し、小口にはチェリー材が巻き込まれた2トーン。

白をベースとしているので柔らかい印象になります。

 

 

 


 

続いてK22の新タイプ、K22R。

動く彫刻「モビール」の形状にヒントを得て生まれたサイドテーブル。

根強い人気のK22サイドテーブルになんとキャスターが付きました。

元々の昇降機能にキャスターの機動性が高まり、

モビールのような浮遊感が生まれました。

 

 

 


 

続いてB42。

バウハウスの最後の校長、ミース・ファン・デル・ローエ氏が

デザインしたことで有名なチェア。

 

彼の名言、「Less is More(より少なく、より美しく)」を

体現したチェアだと言われています。

デザイン当時の素材と同じ、籐張りでご用意しております。

 

 

 


 

続いてもチェアのご紹介。

TECTA社のロングセラーB20です。

1981年にデザインされて以来、形を変えることなく長きに渡り愛されている名作チェア。

後ろ脚のないカンティレバー構造は、着座したときの体圧を受け止めるので

長時間お座りいただいても疲れにくい快適な座り心地です。

こちらも籐張りで展示しております。

 

 

 


 

最後にご紹介いたしますのは前衛的なデザインのランプです。

まるで惑星のような見た目の、L61。

 


 

バウハウスで建築を学んでいたイスラエル人建築家、

アリーシャロンにより1926年にデザインされました。

 

1枚のスチールを立体的に折り曲げて成型されています。

中央LEDの光源からシェードに乱反射する光が、幻想的な世界観を生みます。

コンパクトな見た目ですが、凄く存在感のあるライトです。

 

 

ブログでご紹介した他にも多数展示しておりますので、

ぜひ一度京都店でご覧になってください。

 

皆様のご来店をお待ちしております。