永く使い続けたい逸品、手仕事の家具。

date. 2015/07/24

皆様こんにちは!

 

アクタス京都店では7/25(土)~8/31(月)まで

「永く使い続けたい逸品、手仕事の家具。」を開催いたします!

 

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アクタスとマルニ木工の共同プロジェクトによる深澤直人氏デザインの「AOYAMA」

良質なマホガニー材を使用した北欧デザインの「HORSE SHOE」

古き良き北欧の技を現代に受け継ぐ「H.W.F」など

いずれも作業効率が良くないため、現在では避けられている手仕事を随所に施したものばかり。

 

<AOYAMA>

AOYAMA

<H.W.F>

 

HWF

 

 

その中から今回は「HORSE SHOE」をご紹介させていただきます。

 

<HORSE SHOE>

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1940年代以降のデンマークで、美しいデザインの木製家具が生まれたのは、

優秀なデザイナーの力だけではなく、木の特性を知り尽くした、

優れた木工職人との信頼関係があったからだと言われています。

 
上から見ると馬蹄形に見えることから「HORSE SHOE」と名付けられたこの椅子は世界的に

注目を集めるデンマークのデザイナーであるハンス・サンガイン・ヤコブセン氏が手がけました。

「素材や職人たちと向き合って作り上げていくプロセスにこそ、より美しいデザインが生まれる秘訣がある」と語る

ハンス・サンガイン・ヤコブセン氏は、職人と対等に会話ができるデザイナーとして知られています。

 

椅子

 
椅子の試作品が図面を元に作られ、それを見たときヤコブセン氏は瞬時に

背もたれのカーブに図面との微妙な差があることに気づきました。

そして自作の木型を取り出し、職人たちが理解するまで修正すべき箇所を説明するなど

見た目にはわからないほどの修正が幾度も加えられ、完成したチェアに座ると

寄り添うような座り心地が実感できます。

 
デザイナーと職人とが心血を注いで作ったこのような家具を見ていると

「まぁ、これでいいか」という気持ちで作られたと感じる製品は、

できるだけ身の回りから排除したくなるかもしれません。

そして、こういう家具を使っていることで感じる日々の暮らしの豊かさが、

その先のモノ選びの基準になるのではないでしょうか。

 
デザイナーと職人とが心血注いでつくった「価値のある家具」を、

一堂に体感いただける機会です!ぜひご来場ください!

 

皆様のご来店をスタッフ一同心よりお待ちしております。