「きんしゃい 有田豆皿紀行」 POP UP♪

date. 2019/04/06

こんにちは。

いつもアクタス京都店のブログをご覧いただき、ありがとうございます。

 

ここ数日の長引く寒さに、今年は桜の開花もすこしゆっくりですね。

京都市には嵐山や円山公園、鴨川沿いなど
桜を愉しむ場所がたくさんありますので、
ぜひお花見がてら、アクタス京都へも遊びにいらしてください♪

 

そして!

只今アクタス京都店1Fでは、和を感じる可愛らしいポップアップ
『きんしゃい 有田豆皿紀行』を開催中です。


 

きんしゃいとは、「いらっしゃい」という意味の佐賀県の言葉です。

400年もの歴史をもつ磁器の産地、佐賀県有田町には
約150社もの窯元が存在します。

今回はその中から選りすぐりの窯元より
丹精込めて作られた豆皿を集め、展示しております。

毎度ご好評をいただいております、こちらの期間限定企画。

前回までには無かった新作の豆皿も多く入荷しておりますので、
ご紹介をさせていただきますね。

 


 

▲▼与山窯

富士山を題材とし、様々な構図で48景を描きます。

前回も人気だった丸皿に加え、
今回はカラフルな雲形のお皿も入荷しております♪

 


 

落ち着きと華やかさを併せ持つ平皿。
豆皿の中でもサイズが大きめなので、お食事の際の小鉢としてや
お部屋での小物トレーとしてもオススメです。

 


 

▲徳幸窯

ハレの日に映える変形豆皿です。
梅や松、亀、鶴などのモチーフが可愛らしく、
飾っておくだけでも素敵です。

 


▲瀬浜窯

所々に見える斑点や、ザラザラとした手触りは、あえて陶十精製をせず
鉄や砂を残したまま焼く為に表れる表情。

粗い仕上がりの中に見える独特の美しさを追求した一枚です。

 


 

▲▼田清窯

有田焼らしいツヤのある白磁に、一本一本、手作業で線が引かれています。
紐を結んでいるようなデザインがパッと目を引く箸置きは
お正月やお祝いのシーンで大活躍してくれます。
もちろん、毎日のおうちごはんにも気軽に取り入れてください!

 


小さくて可愛らしい箸置きは、
すっと箸が置きやすく、転がらない形状です。
わさびや生姜などの薬味皿にもどうぞ。

 

 


 

▲▼ 与山窯「なみだつぼ」

なみだつぼとは古代ローマで悲しみから流す涙を入れる為に使われていたというもの。
戦地に赴く夫を思い、妻が流した涙を入れたとのことです。
しかし同時に喜びの涙を受け止める器でもありました。

愛くるしい形状は1 6 0 0 年代の初期伊万里時代から有田で焼かれた壺をモチーフに作られており、
小さいながら存在感のある壺は一輪差として野で摘んできたお花でも素敵に日々の生活を彩ってくれます。

 


 

18種類の涙壺は400年前に作られていた古来より伝わる形を五分の一程度に縮小しました。
細部にまで丁寧に施された絵付けも大変素敵です。

 


 

色々な形を組み合わせて活ける、小さいからこそできる楽しみ方です。
シンプルに白磁で揃えたり、白磁と絵付けなど組み合わせは無限です。

今回のきんしゃい、いかがでしょうか?
ついつい揃えたくなるものばかりですよね。

展示期間は4月21日まででございます。
残り短くなっておりますので、是非お立ち寄りくださいませ。