アクタス・京都店
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Posts Tagged ‘和食器’
和食器 新作入荷
date. 2020/10/06
皆さま、こんにちは。
今回は、食欲の秋にぴったりの
土のぬくもりを感じる茶碗をご紹介します♩
日本には陶磁器の産地の数は60以上、
窯元さんの数はざっと4000以上ともいわれています。
陶磁器の産地の中でも、
伝統工芸品に指定されているだけでも32産地。(2019年時点)
その代表的な10の陶器産地をご紹介いたします。
益子焼-栃木県-
1853年に大塚啓三郎が現在の益子町に窯を開いたのが起源とされています。
益子焼は釉薬を犬毛筆で塗りつける為に、
重厚感のある見た目と肌触りが特徴です。
笠間焼-茨城県-(左側)
丈夫で使い勝手がよく、新しい作品が多いのが特徴の陶器です。
18世紀頃、久野半右衛門道延という人物が近江の陶工を招き、
陶器を作り始めたのが起源とされています。
伊賀焼-三重県-(右側)
野趣溢れる独特の風合いが特徴の陶器です。
8世紀頃の須恵器をルーツとしています。
土は、かつて琵琶湖の湖底だったこともあり、
気泡が多く、熱しにくく冷めにくいという特徴をもっています。
美濃焼-岐阜県-
日本で生産される陶磁器の50%以上のシェア、日本の代表的な焼物です。
須恵器をルーツとし、現在では日本一の生産量を誇り、
工房や問屋が多く、多種多様な製品が作られています。
萬古焼-三重県-
萬古焼とは三重県で主に生産される伝統工芸品です。
陶土の性質から、耐熱性が高く耐久性が優れ、
土鍋のシェアの80%をしめています。
信楽焼-滋賀県-
もとは紫香楽宮(奈良時代)の屋根瓦を焼くことから始まったと伝えられています。
信楽の土は質が良いことで名高く、
ケイ石や長石が多く混じっているために
独特の肌の粗さがあります。
丹波立杭焼-兵庫県-
発症は、平安時代の末期から鎌倉時代の初め。
桃山時代までは「穴窯」が使用、その後「上り窯」が導入され、
同時期に蹴りロクロの技術も取り入れ、
その伝統技術が今に伝えられています。
小石原焼-福岡県-
福岡県では主に生産される伝統的工芸品です。
印毛目や飛び鉋、櫛目といった技法で描かれる模様が特徴的な陶器です。
17世紀後半、伊万里の陶工を呼び、
窯を築いたのが起源とされています。
有田焼-佐賀県-
16世紀に豊臣秀吉の朝鮮出兵の際に
日本にやってきた陶工が有田泉山にて陶石を発見し、
陶器を作り始めたのが起源です。
特徴は美しい透き通るような白磁にあり、
その上に絵付けを施します。
波佐見焼-長崎県-
手ごろな値段でお洒落な器である波佐見焼は、
17世紀初頭登り窯を築いたのが起源です。
良質な陶石が見つかったのがきっかけでした。
量産品を作ることで産地の規模を拡大しました。
産地独自の土で作られた茶碗は
産地によって全て表情が異なり個性的で、
ついつい揃えたくなりますね!
今回ご紹介した茶碗は数量限定でございますので、
気になるものがございましたらお早めに!
お気に入りの茶碗で食べるご飯は
特別おいしく感じますよね。
食欲の秋だからこそ、
ぜひアクタス京都店でお気に入りの食器を見つけに来てください。
イエカツ ビッグ・バザール ー雑貨編ー
date. 2020/06/23
皆さま、こんにちは。
6月20日(土)~8月2日(日)の期間で
アクタス全店舗にて「ビッグ・バザール」を開催中です。
今回は雑貨コーナーよりお買い得なおすすめの商品をご紹介いたします。
【Maria】プレート R28㎝
ぽってりとしたテラコッタの質感が、手に馴染むポルトガル生まれのテーブルウェア。
温かみのある質感の食器は毎日の食卓に溶け込みます。
【SEPIA】耐熱マグカップ
アンティーク品のように、懐かしく温かみがある耐熱のマグカップ。
四角いかたちのハンドルは、指が滑りにくく持ちやすい設計です。
スタッキング可能なので台所でもかさばりません。
(食洗器、電子レンジ、オーブン 不可)
【EVERY】バスタオル
中空糸と呼ばれる軽やかな糸を使用しているため、吸水性と速乾性に優れています。
梅雨時期で外に干せない時、一人暮らしで部屋干しが多い時、
抗菌機能で安心してお部屋に干していただけます。
【spira】
オオバコの葉のモチーフがリズミカルに配置されたデザインです。
シンプルな配色がデザインを印象的に引き立てています。
その他にも、和食器やキッチンツール、バスアイテム、スリッパなど
様々なアイテムをご用意しております。
この機会に夏支度を整えてみませんか?
ぜひ店頭にてご覧ください♩
【アクタス京都店】
※現在当店は11-19時の短縮営業となっております
「きんしゃい 有田豆皿紀行」 POP UP♪
date. 2019/04/06
こんにちは。
いつもアクタス京都店のブログをご覧いただき、ありがとうございます。
ここ数日の長引く寒さに、今年は桜の開花もすこしゆっくりですね。
京都市には嵐山や円山公園、鴨川沿いなど
桜を愉しむ場所がたくさんありますので、
ぜひお花見がてら、アクタス京都へも遊びにいらしてください♪
そして!
只今アクタス京都店1Fでは、和を感じる可愛らしいポップアップ
『きんしゃい 有田豆皿紀行』を開催中です。
きんしゃいとは、「いらっしゃい」という意味の佐賀県の言葉です。
400年もの歴史をもつ磁器の産地、佐賀県有田町には
約150社もの窯元が存在します。
今回はその中から選りすぐりの窯元より
丹精込めて作られた豆皿を集め、展示しております。
毎度ご好評をいただいております、こちらの期間限定企画。
前回までには無かった新作の豆皿も多く入荷しておりますので、
ご紹介をさせていただきますね。
▲▼与山窯
富士山を題材とし、様々な構図で48景を描きます。
前回も人気だった丸皿に加え、
今回はカラフルな雲形のお皿も入荷しております♪
落ち着きと華やかさを併せ持つ平皿。
豆皿の中でもサイズが大きめなので、お食事の際の小鉢としてや
お部屋での小物トレーとしてもオススメです。
▲徳幸窯
ハレの日に映える変形豆皿です。
梅や松、亀、鶴などのモチーフが可愛らしく、
飾っておくだけでも素敵です。
▲瀬浜窯
所々に見える斑点や、ザラザラとした手触りは、あえて陶十精製をせず
鉄や砂を残したまま焼く為に表れる表情。
粗い仕上がりの中に見える独特の美しさを追求した一枚です。
▲▼田清窯
有田焼らしいツヤのある白磁に、一本一本、手作業で線が引かれています。
紐を結んでいるようなデザインがパッと目を引く箸置きは
お正月やお祝いのシーンで大活躍してくれます。
もちろん、毎日のおうちごはんにも気軽に取り入れてください!
小さくて可愛らしい箸置きは、
すっと箸が置きやすく、転がらない形状です。
わさびや生姜などの薬味皿にもどうぞ。
▲▼ 与山窯「なみだつぼ」
なみだつぼとは古代ローマで悲しみから流す涙を入れる為に使われていたというもの。
戦地に赴く夫を思い、妻が流した涙を入れたとのことです。
しかし同時に喜びの涙を受け止める器でもありました。
愛くるしい形状は1 6 0 0 年代の初期伊万里時代から有田で焼かれた壺をモチーフに作られており、
小さいながら存在感のある壺は一輪差として野で摘んできたお花でも素敵に日々の生活を彩ってくれます。
18種類の涙壺は400年前に作られていた古来より伝わる形を五分の一程度に縮小しました。
細部にまで丁寧に施された絵付けも大変素敵です。
色々な形を組み合わせて活ける、小さいからこそできる楽しみ方です。
シンプルに白磁で揃えたり、白磁と絵付けなど組み合わせは無限です。
今回のきんしゃい、いかがでしょうか?
ついつい揃えたくなるものばかりですよね。
展示期間は4月21日まででございます。
残り短くなっておりますので、是非お立ち寄りくださいませ。