アクタス・京都店
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Archive for 10月 7th, 2021
【一点ものの手織りラグ】トライバルラグが集結しました!
date. 2021/10/07
皆さま、こんにちは。
残暑も薄れ秋を感じることが多くなってきましたね。
店頭では、これからの寒さに向けてラグを新調される方も多くなってきたように感じます。
アクタス京都店では、冬にはもちろん夏でも心地良い
ウール素材のトライバルラグが期間限定でたくさん入荷しました!
● TRIBAL RUG POP UP ●
10/9 sat – 10/31 sun
イランの職人が手仕事で織り上げたトライバルなデザインのラグと、
もともとは遊牧民族によって織られていた「ギャッベ」と呼ばれるラグが、京都店に集まりました。
北欧家具やモダンインテリアとも相性が良いラグたち。
長い年月をかけて使い込むほどに魅せる奥深い表情、
織られた地域によって異なるパターンの一点もののデザインが
なんとも魅力的な数々です。
――――― そもそも、トライバルラグ/ギャッベとは?
トライバルラグとは、かつて家畜とともに移動して暮らすノマド(遊牧民)が
自分たちの生活用具として使っていたものです。
定期的に移動して暮らす彼らは、大きな家財道具を持たず、
自分たちで織ったラグやキリムを床に敷かれるのはもちろん、
テントの上から吊ってドア代わり、間仕切り代わりに使用したり、
塩を入れる袋や、ランチョンマット、たんすの代わりの収納袋など
身の回りのあらゆるものに活用していました。
色やデザインなどが、産地や部族によって異なるため
バリエーション豊富でそれぞれが個性的です。
対してギャッベは、主に敷物として使用されます。
岩や砂でゴツゴツとした地面でも過ごしやすいよう
トライバルラグと比べて厚みがしっかりしているのが特徴です。
遊牧民のお嫁入り道具でもあるそう。
デザインもポップなカラーリングが多く、
床に座ることの多い日本人にとって、お座布団のようにも使えるため
最近は様々なショップでも見かけることが多くなりました。
――――― 目を惹く鮮やかなデザイン
特徴的な、鮮やかでひと際目を惹くデザインは
遊牧民が暮らす、緑の少ない荒野の乾燥地帯という環境が関係しています。
土や岩ばかりの風景の中、少しでも明るく元気な気持ちになれるよう
身の回りの生活用具やインテリアに
鮮やかな色や、花、動植物をデザインに織り込むようになったと言われています。
これらはもともと、あえて ”デザイン” されたものではなく
親から子へと受け継がれる ”記憶” で織られてきたものでした。
地域や部族によって特徴ある文様は、過去から現在まで伝統的に受け継がれています。
――――― ウール素材の特徴
トライバルラグの素材は、イランの羊毛100%です。
ウールの中でもより厳しい気候や風土で育ったイランの羊毛は
オーストラリアやニュージーランドの羊毛と比べてコシがあり、
起毛力が高く、へたりずらいという特徴があります。
「ウールのラグ=夏は暑そう」というイメージを持たれる方も多いですが
実はウール素材は熱伝導率が低く、常にラグ表面は20℃前後の温度に保たれています。
体温がラグに移るスピードが遅いため夏でもひんやりと心地よく、
冬の床暖房使用時では触れたところからじんわりと温まり
電源を切った後でもすぐには冷めず温かさを保ち続けます。
吸湿の点でも、まるで天然のエアコンのように
湿度の高い時には吸湿し、低い時には放湿してくれるので
湿度の変化が大きい日本でも、1年中敷いていただくことができます。
また、ウールには油分が多く含まれているため
飲み物などを溢してしまった時にもすぐに拭き取れば染み込むことなく、汚れにくい素材です。
繊維の中にある空気の層が、足音などの生活音を和らげ
また、ハウスダストの舞い上がりもウールの繊維がキャッチしてくれるため
小さいお子さんやペットのいるご家庭にも、とてもオススメなアイテムなんです。
今回のポップアップでは、
大小様々なサイズ、デザインのトライバルラグとギャッベを
たくさん入荷致しました。
もちろん全て一点もの。
メンテナンス次第では、何十年と使い続けていただくことができる一生もののラグとなりますので
ぜひ運命の1枚を見付けにいらしてください♩
店頭では、お手入れや修理、管理方法などについても
ご案内させていただきますので、
取り扱いに不安のある方もどうぞお気軽にご相談くださいませ。
皆様のご来店をお待ちしております!